この様なことが無い様に、戦闘開始一番に、敵の同盟軍幕営から援軍を引き出し(援軍を釣り出すとか援軍を出陣させるとか言われます)て、それを殲滅することで、その後の攻城戦を有利に進めることが可能となります。
同盟軍幕営には反応範囲があります。
この反応範囲、かなり広いので、簡単に引き出されない様に城の中心近くに配置されていることが多いです。
攻撃側としては、できるだけ兵の消耗を少なく、確実に援軍を殲滅したいところです。
援軍の殲滅に必要な手順を大きく分けて3つです。
① 援軍を引き出し
② 援軍をおびき寄せる
③ 援軍を殲滅する
今回はこの3つのステップについて説明します。
① 援軍を引き出す
援軍を引き出すためには、同盟軍幕営の範囲内に自軍の武将または兵種が侵入する必要があります。
密集型の城の場合にはさほど困難な作業では無いのですが、囲み型の城の場合、中心部にある同盟軍幕僚の範囲内まで自軍が入るまでに一定の被害を受けてしまいます。
そこで、よく用いる方法は、「虎豹騎」を1体使って壁を超えて直接敵の防御施設まで入り込む方法です。
この方法を用いるときの注意点は、狙いを正確に定めることです。
虎豹騎は一番近くの防御施設に向かいますが、この施設が同盟軍幕営の範囲内に入っていなければなりません。
虎豹騎を用いない方法としては、馬と木牛を用いる方法があります。
馬を1頭出し、敵の攻撃を引き受けた後、木牛で外壁を壊し、さらに木牛で内壁まで向わせるという手法です。
この手法のメリットは、引き出すための作業の工程で壁に「穴」が空くことです。
下の②③の作業で敵援軍を殲滅した後の攻城において、この「穴」を活用することで、効率的に攻城できる場合があります。
ただし、馬+牛を消費することになるので、私的には虎豹騎を利用する方法をお勧めします。
② 援軍をおびき寄せる
敵援軍の引き出しに成功したら、次のステップとして敵援軍をおびき寄せます。
このおびき寄せで活躍するのは「青襄師」です。
青襄師は回復役の兵種ですので、手順として重要なのは、①で引き出し用に使った味方が全滅している必要があります。
全滅が確認できたら、青襄師をマップの四隅のいずれか、敵の攻撃の届かない場所に配置します。
マップ上に味方はいませんので、青襄師はその場にとどまりますが、引き出された援軍はどんなに離れていても青襄師目掛けて向かってきます。
この作業が「援軍をおびき寄せる」です。
援軍を誘き寄せる場合の注意点は、青襄師の配置にあります。
射撃塔や投石車は攻撃範囲が広いので気を付けなければいけないのは当然なのですが、盲点は「龍砲」です。
龍砲は金色宝物のスキルで射程を最大100%延長させることができます。
射程が伸びた龍砲は青襄師のみならず、次の③の手順における方士の天敵にもなります。
龍砲射程が伸びている城を攻める場合には、青襄師の配置には要注意です。
③ 援軍を殲滅する
敵が青襄師に向かってくれば最後の手順です。
青襄師に向かってきた敵を十分に引きつけた後に、方士で殲滅します。
方士はご存知のとおり、「範囲攻撃」であり、かつ攻撃力が非常に高いです。
レベルが上がれば、一撃で弓兵を殲滅することが可能です。
殲滅時の注意点というかコツは方士を出すタイミングです。
タイミングが早すぎると、青襄師が方士に寄ってきてしまい防御施設に攻撃されてしまいますし、遅すぎると青襄師が攻撃されてしまいます。
タイミングは練習をして覚えてもらうしか無いのですが、青襄師の回復範囲内ギリギリに敵兵が入ってくるタイミングあたりを狙ってみると上手くいくと思います。
なお、方士は最低2体いた方がいいと思います(出すのは1体づつ)
以上が、私が普段使っている敵援軍の殲滅手順です。
①から③で使う兵種は
虎豹騎(コスト5×1)
青襄師(コスト10×1)
方士(コスト4×2)
計コスト23です。
殲滅後に残るのは上手くいけば青襄師及び方士、失敗した時は相打ち又は敵援軍が残るかたちになりますが、コストを払ってでも、援軍処理することによって、その後の攻城の成功確率は大きく上がるので、確実に行うおとができる様に練習するといいと思います。
防御側としては簡単に援軍処理がされないように配置を工夫する必要がありますね(笑)、そうすることで敵の攻撃を手間取らせることができます。
援軍処理防御に適した配置や処理のしにくい援軍については次に説明したいと思います。